不妊治療や内視鏡検査・無痛分娩や手術

不妊治療や内視鏡検査・無痛分娩や手術

最近ではなかなか赤ちゃんを授かることができない夫婦が増えてきていますよね。

 

体質の問題など原因は様々ですが、赤ちゃんを授かるために、妊活や不妊治療を頑張っている方がたくさんいます。

 

また他にも出産するにあたり、無痛分娩を選択する妊婦さんも少しずつ増え始めてきています。
今回は妊娠・出産に関わる不妊症・不妊治療や内視鏡検査・無痛分娩や手術について、ご紹介していきます。

 

不妊症

不妊症について日本産婦人科学会では次のように定義しています。妊娠を望んでおり、避妊をしていないにも関わらず、約1年経っても妊娠しない場合、不妊症とされます。

 

不妊の原因/女性の場合

排卵障害・卵管障害・子宮筋腫や子宮内膜症などの病気・免疫異常などがあげられます。

 

不妊症の検査をしても明らかな不妊の原因がみつからないこともあり、原因不明不妊と呼ばれます。原因不明不妊は全体の3分の一にも及んでいますが、原因無く不妊なのではなく検査で判明しない原因が潜んでいると考えられます。

 

その原因の一つとして考えられるのは、体内で精子と卵子が受精しないケースで、この場合は人工授精や体外受精治療を検討します。

 

もう一つの原因として考えられているのが、加齢などによる精子や卵子の妊孕性の低下です。妊孕性とは赤ちゃんを作る力の事です。妊孕性が消失してしまうと現在の医学では治療が困難なため、早期の治療開始が対処となります。

 

不妊の原因/男性の場合

男性の精液に精子が存在しない無精子症や精子の数が少ない乏精子症など、男性が原因の場合もあります。

 

このように、不妊の原因は女性だけでなく、男性が原因の場合もあります。

 

内視鏡検査と手術

卵管が詰まっているため、精子と卵子が受精しにくい環境になっている場合や、子宮内膜にポリープができてしまっており、受精卵が着床できずにいる場合があります。

 

上記のように子宮や卵管が不妊の原因に関係している場合がありますので、内視鏡で検査を行い、不妊の原因を知ることが大切です。

 

子宮鏡

子宮内腔を観察する検査で、直径3o程の細いカメラを挿入し、子宮内膜ポリープ・子宮内腔の癒着・子宮奇形などを調べることができます。約5分程で終了し痛みもありません。

 

子宮鏡下手術

子宮鏡検査で、異常が見つかった際に内視鏡で行われる手術です。検査よりも少し太い9o程のカメラを挿入し切除する方法で、麻酔をするので痛みはありません。

 

卵管鏡

卵管の異常を発見するための検査です。

 

卵管鏡下卵管形成術

卵管が詰まっている状態の、卵管閉鎖症を改善するための手術です。子宮からFTカテーテルを挿入、先端から細い膨らみを出し奥に入れることで、詰まりを改善する方法です。
この手術の成功率は90%と高く、成功すれば自然妊娠をする可能性が格段に上がります。

 

腹腔鏡

全身麻酔を行った後、臍付近を約5o程切開し、そこに内視鏡を挿入します。そして下腹部2箇所の切開孔に、カメラ付きの器具を入れ、モニターを見ながら観察します。

 

この検査では子宮・卵管・卵巣を直接見ることができるので、より精密な検査を行うことができます。検査は約1時間程かかります。

 

腹腔鏡下手術

子宮内膜症根治療や卵巣チョコレート嚢腫摘除術・子宮外妊娠根治術などの治療の際、行われる手術です。腹腔鏡検査の際異常が見つかれば、そのまま手術を行うことができます。

 

不妊治療

先程ご紹介したような病気が原因で、手術で治療を行わなければならない場合以外の、治療法をご紹介します。

 

タイミング法

基礎体温をつけ、妊娠しやすい排卵日前に性行為を行うことで、妊娠する可能性を高める方法です。

 

排卵誘発法

排卵しにくい場合、排卵誘発剤を使用し意図的に排卵させる方法です。その後は先程ご紹介したタイミング法を行います。

 

人工授精

タイミング法・誘発法を試してみても、妊娠しなかった方が試す方法です。男性の精液から元気な精子を採取し、排卵日の少し前に子宮内に注入する方法です。

 

勃起不全など、男性側が原因の場合にも使用されます。

 

体外受精

人工授精を試しても妊娠できなかった場合だけでなく、病気が原因の場合にも勧められる方法です。

 

男性の精子と女性の卵子を体外で受精させ、培養した受精卵を女性の子宮内に注入し、妊娠するよう促す方法です。

 

この方法は不妊に対しあらゆる原因で悩んでいる方に、効果のある方法とされています。

 

顕微授精

この方法は体外受精とは少し違い、体外受精のように体外で精子と卵子が受精するのを待つのではなく、精子を卵子に直接注入し授精させる方法です。

 

授精した後は体外受精と同じように、受精卵を子宮内に注入します。

 

無痛分娩

出産の痛みは鼻からスイカが出る感じと例えられる程、壮絶な痛みを伴うことで知られていますよね。

 

しかし最近では無痛分娩が可能になり、無痛分娩で出産する方も増えてきてはいますが、日本ではまだあまり普及されていないため、無痛分娩について疑問のある方もたくさんいると思います。

 

まず無痛分娩で一番気になるのは、本当に痛みがないのかということではないでしょうか?

 

無痛分娩は、麻酔を打ち痛みを伴わず出産することができます。

 

あともう一つは、無痛分娩のリスクについて、喉の痛みや頭痛などの副作用が生じる場合もありますが、一時的なもので生まれてくる赤ちゃんへの影響はありません。

 

不妊から無痛分娩まで、現代社会で注目されている問題についてご紹介しましたが、妊娠を希望されている方で、なかなか妊娠しない方は一度病院で検査を行うことをお勧めします。

 

また自然分娩ですと痛みが強く心身共に疲れ切った状態で出産することになりますが、無痛分娩は痛みを伴わないため、自然分娩よりも元気な状態で出産できます。

 

フランスやアメリカでは積極的に無痛分娩を行っていますが、日本ではまだまだ普及しているとは言えない状態です。現在、日本全国では約300の施設で無痛分娩が行われています。

 

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