不妊治療の方法

不妊治療の方法

不妊治療は一定期間妊娠を望んでいるにも関わらず妊娠できない人を対象に行う治療の一つで、その種類は大きく分けて4つあります。

 

そして妊娠できない原因や、年齢などを考慮して医師が治療方法を決めるケースが多いです。

 

では、不妊治療の方法と種類を段階順に説明していきます。

 

タイミング法

不妊治療で検査など妊娠できない原因を調べながら平行して行うのは、タイミング法になります。

 

基礎体温と生理周期から医師が排卵日を予測し、排卵日2日前〜排卵日にかけてタイミングを取るよう指示されます。この方法で妊娠できる確率は5〜10%で、年齢が高くなるほど妊娠の確率が少なくなります。

 

排卵日を確実に特定したい時は、尿検査をすることでLHの数値で排卵がいつ起こるのか確実に知ることができます。ただし、排卵は数時間で終わってしまう為、8時間周期での尿検査が必要となります。

 

人工授精

次の段階は人工授精です。人工授精は精子を事前に採取し、注射器を使用して子宮へ入れる方法で、受精卵を子宮へ戻す方法とは違います。子宮の中へ入れるだけなので、受精するかどうかは精子の運動能力と、卵子の質にかかっています。

 

やり方は、排卵日が近づいてきたら十分卵子が成長するまでホルモンの数値を見ながら待ち、排卵日前日に排卵誘発剤を使用し、次の日に人工的に排卵を起こさせそのタイミングで精子を注入します。

 

精子の運動能力が低い場合や、子宮にトラブルがあり精子がたどりつけないなどの症状がある方に使われる方法です。

 

体外受精

体外受精は誤解されている人が多いのですが、1個の卵子に直接精子を入れるやり方ではありません。シャーレと呼ばれる容器に複数の卵子と精子を入れ、自然の力で受精するのを待ちます。

 

途中混ぜたりはしますが、それ以外の手は加えず、自然に受精卵を作る方法です。そして受精した場合、それを一定期間育ててから子宮へ戻す方法になります。

 

30代で40%、40代で25%と通常よりも高い数値で妊娠することができます。

 

顕微授精

顕微授精は1個の卵子に1個の精子を人工的に注入し受精卵を作る方法です。受精後しばらく培養液の中で育ててから子宮に戻す方法です。妊娠する確率は20代が40%、40代だと一桁くらいの確率で妊娠することが可能です。

 

不妊治療の段階はタイミング法、人工授精、体外受精、顕微授精の順で進められていき、どの方法から始めるかは検査の結果に基づき医師が提案していきます。

 

同じ方法でも更にいくつかの種類があるのでそのやり方については、不妊治療の流れでご紹介していきます。

 

不妊治療の流れとは?

不妊治療の流れについてご紹介していきます。不妊治療は大きく分けて4つの種類がありますが、妊娠できない原因や年齢などで更に細かく方法が変わっていきます。

 

タイミング法

不妊治療の最初はタイミング法からになります。

 

生理周期や基礎体温を見ながら医師と排卵日を予測していく方法ですが、タイミングを見ながら治療をするケースもあります。それは排卵誘発剤を薬で服用するケースです。

 

生理周期が乱れており無排卵、無月経など、確実に排卵させたい人、長年タイミング法で妊娠しなかった人はこの治療をすることもあります。排卵誘発剤を服用すると高確率で1個は排卵しますので、自然妊娠と同じ確率で妊娠することが可能です。

 

ただし、それでも卵胞が成長しない、排卵しないなどの問題があった時は、排卵誘発剤をお尻やお腹など子宮に近い場所へ注射します。この注射は排卵するまで数回繰り返すことで効果を発揮します。

 

服薬と併用する場合もあるので、自分の症状に合わせて医師と相談する必要がありますが、注射には副作用もありますので注意して下さい。

 

人工授精

タイミング法で妊娠できなかった場合は、人工授精へと移ります。人工授精は排卵のタイミングに合わせて排卵誘発剤を服用し、卵胞が2cm以上になるまでモニターなどで確認しながら待ちます。

 

排卵は、卵胞が2cm以上になると起こるのでその時に事前に採取した精子を注射器で子宮へ入れていきます。採取した全ての精子を入れるのではなく、運動能力が高いものを選別し、選ばれたものだけを子宮へ入れます。

 

精子は、元気な精子ほど重くなっており、沈む性質があるのでこの性質を利用し選別していきます。精子を注入後はそのまま帰宅し、普段と同じ生活ができるので女性への負担が少なくて済みます。

 

2週間後に妊娠しているか確認を行い結果がわかります。

 

体外受精

精子の数が少ない人、年齢が高い人は不妊治療でいきなり体外受精から始まる人もいます。体外受精の流れは、まず排卵誘発剤で排卵を起きやすくさせると同時に卵胞を十分な大きさになるまで育てていきます。

 

そして排卵する時に全身麻酔又は部分麻酔をし、エコーで排卵を確認しながら卵胞に針を刺して卵子を採取します。卵子の採取から2時間程度経過した頃に、事前に採取した精子と卵子をシャーレの中で混ぜ合わせ18時間後に受精しているか確認します。

 

この方法でも精子はより状態のいいものを選んで使用します。受精卵になっている時は2〜5日後に子宮へ移植します。

 

顕微授精

体外受精に複数回失敗している人、精子が全く活動しない人など妊娠が難しい人は顕微授精になります。

 

この方法が不妊治療最後の方法で、体外受精とほぼ流れは同じなのですが、受精させる方法がシャーレではなく、卵子1個に対し、精子1個のみで受精卵を作ります。顕微鏡で確認しながら行うため顕微授精と名前がつきました。

 

受精させてから18時間後に受精卵ができたかが分かります。それ以降は体外受精と同じで2〜5日培養し、子宮へ戻す流れになります。

 

このように不妊治療と一言で言ってもいろいろなパターンがあり、治療の成果を見てどんどん次の方法へ移行するようになっています。

 

不妊治療に必要な費用とは?

不妊治療には高額なお金がかかると言われていますが、どのくらいの金額がかかるのかをここではご紹介していきます。

 

まず不妊治療の第一歩として、何故妊娠できないのか検査をしていく必要があります。検査は生理周期に合わせて行い、基礎体温や生理周期などの問診後、血液検査や、子宮の内診、卵管検査、そしてフーナーテストや、男性の精子検査などもあります。

 

費用は保険適用の検査もあるので1回約2,000〜5,000円です。何日かに分けて検査をする場合は毎回この金額が必要です。

 

そして、保険には上限回数があるので、保険適用外の検査になるときは1万円程度かかる時もありますが、その時は事前に高額になることの連絡があります。

 

タイミング法の費用

検査で異常がなければ、タイミング法で様子を見ながら妊娠を促します。1回の受診で5,000〜1万円程度費用がかかります。

 

このタイミング法を年齢に合わせた期間で様子を見て、それでも妊娠しないようなら次の段階へと進むことになります。

 

人工授精の費用

次は人工授精の費用ですが、1回につき2〜3万円が必要です。人工授精が保険適用外の治療のため高額になっています。

 

通院している病院によって費用に差がありますので事前に確認しておくと安心です。ただし、排卵誘発剤などの飲み薬や注射には保険が適用されますので、その費用は安く済ませることができます。

 

飲み薬よりも注射が高く、1回5,000程度かかります。

 

体外受精と顕微授精の費用

最後は体外受精と顕微授精の費用です。この治療が一番高額で、1回につき30〜60万円ほど費用がかかります。

 

この金額は受精させる為だけの金額ですので、培養は1回2万円、卵子や精子を採取し、凍結する場合は別途料金が必要となります。各病院の治療方法で金額にとても差があるため、平均的な値段をご紹介しています。

 

また、人工授精同様、排卵誘発剤は保険適用となります。

 

不妊治療の費用を抑える方法

費用を抑えたい人は一度採卵した時に、複数個採取し、冷凍することで採卵費用を省くことができるので、複数回チャレンジする可能性がある、将来的に複数人子供がほしいと考えている人にはオススメの方法です。

 

病院などで医師の考え方に違いもありますので、費用や、やり方をよく相談して決めて下さい。できるだけ費用を抑える方法もあるかとは思います。

 

そして、市町村で金額は違いますが、不妊治療への助成金制度がありますので不妊治療をされる方は一度市役所などへ問い合わせてみましょう。

 

1回の治療で15〜25万円程度助成されるので、治療費用で悩んでいる人にはとても助かる制度です。

 

不妊治療は高額で大変と思われていますが、助成金の活用や、自分にあった治療方法を探すことで費用を抑えることもできますので、是非参考にして下さい。

 

不妊治療中にベルタ葉酸サプリを飲んでいました。(30代)

私は妊活中に1年以上葉酸サプリを飲んでいました。不妊治療中だったので、少しでも妊娠率を高めたいと思い、葉酸を飲むことにしました。

 

はじめの頃はドラッグストアで葉酸のサプリメントを購入して飲んでいたんですが、先に妊娠した友達から、「無添加で質の良い葉酸を取ったほうがいいよ」と飲んでいた葉酸のサプリを紹介されました。それがベルタ葉酸サプリでした。

 

インターネットで購入して大体3日ほどで手元に届きました。約6000円ほどするのでちょっと高いかなぁと思いましたが、色々な葉酸サプリメントのサイトをみて、安心できるものが良いなぁと思ったのでこれを選びました。

 

飲んでみてすぐにどうかなるなどの実感はありませんが、飲みやすかったので定期便にして約4000円程で購入していました。葉酸は妊活中でなく、妊娠中も飲んでいました。

 

赤ちゃんの異常などが現れにくくなるという噂を聞いていたので私は高齢出産で、赤ちゃんの先天性の異常が怖かったので、毎日飲んでいましたが、つわりの間はさすがに飲むのがきつかったです。

 

大きさはフリスクをちょっと厚くしたくらいの粒なんですが、水を飲むのもなんだか辛かったので、私には本当に負担で無理やり飲んでいました。出産後も授乳中には葉酸が必要と聞いていたので飲み続けるように定期購入を続けました。

 

産んでしまうと葉酸を飲み忘れることが多くなり、サプリメントがどんどん溜まってしまったので定期購入をストップして、妊活中や妊娠中の友達にプレゼントしていました。

 

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