産後クライシスとは

産後クライシスの原因や症状・解消方法

素敵な人と巡り会い結婚、その後出産し赤ちゃんができると今まで以上に夫婦の絆を深め、お互い支え合って生きていきたいものですよね。

 

しかし最近では産後クライシスになる夫婦が増えてきています。

 

増えてきているとはいえ、産後クライシスという言葉を、初めて耳にした方もいらっしゃるのではないでしょうか?

 

産後クライシスについて、どれくらいの期間続くのか・原因や症状・解消方法をご紹介していきます。

 

産後クライシスとは

産後クライシスとは、NHKで放送された情報番組内で作られた造語で、子どもを出産してから2・3年の内に、夫婦関係が急激に悪くなる現象のことを言います。

 

産後クライシスはいつまで続くの?

産後クライシスはいつまで続くのか、気になる期間ですが、子どもが2歳になるまでが一番多いようで、それに比例し離婚率もこの時期が一番確率が高いようです。

 

離婚には至らなくでも、一度夫への愛が冷めてしまうと、20年以上経っても夫婦関係がうまくいかないままのことも多いようで、熟年離婚するケースも多発しています。

 

産後クライシスの症状

  1. 夫への愛情が冷めてきた。
  2. 今までなんとも思わなかった夫の言動に対し、イライラしてしまうようになる。
  3. 夫の親族に子どもを紹介するのが苦痛に感じる。
  4. 夫に対して嫌悪感を抱き、離婚を考えるようになる。
  5. 精神的に不安定になりうつのような症状があらわれる。

 

産後クライシスの原因

産後のホルモンバランスの変化

  1. 女性らしさを作ってくれる「エストロゲン」
  2. 性欲減退作用のある「プロラクチン」
  3. 愛情を高めてくれる「オキシトシン」

この3つのホルモンの変化が大きく関係しています。

 

産後はエストロゲンが減ることで女性らしさが半減してしまい、プロラクチンが増えることで性欲が減少してしまいます。

 

またオキシトシンによる愛情は全て子どもに対して注がれることになり、夫含め子ども以外の相手に対しては敵視してしまう傾向があります。

 

このことで妻は子ども中心になり、夫への興味が薄れ相手にもしなくなる場合があります。

 

ホルモンバランスの変化の影響だとわからない夫は、妻に相手にされなくなり寂しさや嫌悪感を覚えます。

 

そして夫婦喧嘩になり、その後口も聞かない冷めきった夫婦関係へと発展する可能性があります。

 

産後の体調管理
心身共に負担の大きい妊娠時期を乗り越え無事出産しても、母親はその後育児に追われゆっくり休む暇もありません。

 

充分な睡眠時間を確保することもできず、心身共に疲れ果て育児ノイローゼになる方もいるほどです。

 

夫の育児への関与

  1. 夫が子どもの育児は妻任せで、育児や家事を全く手伝ってくれない。
  2. 子どもと遊ぶことはしても、面倒なことは全くしない。
  3. ママ友の夫がイクメンだと、自分の夫と比べてしまう。

育児や家事を手伝うどころか妻に甘え、妻にとっては子どもが2人いるようで夫の存在が苦痛に感じる。

 

妻の里帰り出産
出産を経験し育児していく上で、妻は母へと成長していきますが、夫が父親になるタイミングが里帰り出産をすると遅くなってしまいます。

 

里帰り出産から夫が待っている自宅に帰宅すると、部屋が散らかっている。

 

妻が里帰り出産中、夫は遊び放題。

 

里帰り出産をする方は多いですよね。

 

その方が親に育児を手伝ってもらえるので妻の負担が軽減し、里帰り出産した方が良いように感じますが、以上の理由により里帰り出産をしない方が産後クライシスにならない確率が高い傾向にあります。

 

産後クライシスの解消方法

妻は夫とのコミュニケーションを大切にする。
やはり産後クライシスによって離婚しないためには、夫とコミュニケーションをとることが一番大切です。

 

育児に疲れ果て夫に対してイライラしてしまうことが、たくさんあると思いますが、夫も何をしていいかわからない状態です。

 

だからこそ夫にも育児・家事を手伝ってもらうように、具体的に何をしてほしいかお願いしてみましょう。

 

夫は自ら進んで育児・家事を行う。
今まで妻に任せていた家事は、何をしていいかわからないかもしれません。そんな時は妻に何をすればいいか聞き、自ら進んで家事を手伝うようにしましょう。

 

そうすると妻の負担が軽減され、夫婦関係が悪化することはありません。

 

産後クライシスの症状があらわれたらすぐに相談しましょう。
実家の家族、友達または、育児相談の窓口もありますので、そちらで相談し不満を聞いてもらうことで、少しは気が楽になります。

 

また経験者にアドバイスをもらうこともできますので、離婚に至らないためには早い段階で相談窓口を活用してみて下さい。

 

産後クライシスにならないためには、夫婦がお互いを思いやり育児・家事を協力して行うことが、とても大切です。

 

出産後夫に対して嫌悪感を抱くようになった時は、産後クライシスの可能性がありますので、早めに誰かに助けを求め相談に乗ってもらって下さい。

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